イタリア旅行記 その3下痢に濡れたヒーロー


旅行記その1でも言ったように、
かばんが届かない→風邪薬が無い→現地の薬で下痢に襲われるとなりました。

フィレンツェで雨が降ってきたので、
神聖なS.M.ノヴェッラ教会で雨宿りをしていると、
寒さの中、前日に続いて便意をもよおしてきた。

妻に「また出そうだから早く行こう」と言って駅へ。
途中、運悪く、妻が行きたがっていた香水店
“サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局”を見つけてしまった。

止むを得ず中に入ると、いかにも本店らしく、雰囲気を重視した佇まい。
外人の店員に「Where is Toilet?」と聞くと、
わけの解らんイタリア語であっちいけと言われ、
1人だけいた日本人らしい店員に、「トイレ借りれます?」と聞くと、
なんと無視された!
要するにこの店はお高く留まっているのです!!

すると別の日本人客のおじさんも、「トイレあります?」、
店員は俺らと視線も合わさずに「皆さんご一緒ですか?」と聞いて、
ようやくトイレの鍵を出してきて、俺に手渡した。
トイレに鍵…

すると一緒にトイレについてきたのはなんと6、7人!
皆我慢させられていたのだ。

俺は下痢を我慢して脂汗を垂らしていたが、
さすがに下痢なので、時間もかかるし後に残る匂いも気になる。
6、7人を待たすわけにはいかないので、
別の1人に、「お先にどうぞ」と鍵を渡した。

後は根性で、妻が店を出て駅に着くまで耐えるしかないと決め込み、
こじゃれたお高い店内で、上品な犬を見ながら座って耐えていた。

しばらくすると、先程のおじさんがやって来て、
「あなたまだでしたよねえ」と言われた。
トイレに行くと先程の6、7人が皆そろっている。
皆に、「ありがとうございました。最後に鍵までお預けしてすみません。」
と言われた。

これ程人に感謝されたのは何年ぶりだろうか。
下痢を我慢してヒーローに!

ようやく買い物をあきらめて外に出た妻に、いきさつを長々と自慢しながら駅へ。

…トイレにジャケットを忘れた。。

また店に戻って外人の店員に「I forget my ジャケット in toilet.」と言うと、
大して混んでもいないのに、「I am too busy.」とかまた言われた。。

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