イタリア旅行記 その5彫刻
いました、いました原物ちゃん達。
ブルータス、ミケランジェロ、ジョルジョ、パジャント、
アポロ、ラオコーン、トルソ、刺抜き少年。


よく言われる事は、「石膏像と原物では彫りの精密さがまるで違う」
との事でしたが、まあ、たしかに、未完成品であるブルータスの表面の、
神経質なまでの微妙な彫り。ミケランジェロはブロンズ像でしたが、
表面的な顔のしわがはっきりしすぎていて、あれ?こんなかっこ悪かったっけ?
それ以外は石膏像のイメージとまったく同じでした。
また描きたい。いい加減卒業しろとか言わないように。
ダビデ、ベルニーニのアポロンとダフネとかは心底凄いと思えました。
修正のきかない大理石でここまで大胆かつ繊細に穴を開けるとは。
棺の上に横たわる、無名な作品達の服のしわの美しさ。触りたい。

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